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血糖値が高いけど症状なしの場合でも早期受診が必要

早期受診の必要性と具体的な行動

健康診断で血糖値が高いと指摘されても、症状がない場合には問題ないと感じる人は少なくありません。

しかし、自覚症状が現れていない段階でも、体の中では変化が進んでいる可能性があります。

症状の有無で判断せず、早期に医療機関を受診する行動力が将来の健康を守るうえで重要です。

本記事では、血糖値が高いけど症状なしの場合でも早期受診が必要な理由を詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 血糖値が高くても初期段階ではほとんど自覚症状が現れない
  • 著しく血糖値が高くなるまで脳や身体は異常を感知しない
  • 血糖値が高い状態を放置すると数年後に深刻な合併症を引き起こす可能性がある
  • 血糖値が高いけど症状なしの場合でも直ちに医療機関を受診する行動力が重要である
  • 血糖値が高いけど症状なしの今こそが生活習慣を見直して健康を取り戻すチャンスである

他にも生活習慣の見直しポイントについても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

目次

血糖値が高くても初期段階ではほとんど自覚症状が現れない

健康診断での数値の異常で確認

血糖値が高くても、初期段階ではほとんど自覚症状が現れません。

体調は普段と変わらず、日常生活にも支障がないため、異常を感知できない状態が続きます。

そのため、症状がないから大丈夫と自己判断してしまう人も多いです。

しかし、血糖値は気づかないうちに上昇し、体の中では少しずつ変化が進んでいます。

目立った不調が出ていない間にも、血管や内臓には負担がかかり始めており、健康診断の数値はこのような変化を客観的に示します。

自覚症状がないにもかかわらず、数値に異常が見られたら体の中で異変が起きているサインです。

このような高血糖の特徴を理解したうえで、早期の受診や生活習慣の改善など適切な対応をする必要があります。

健康診断で数値を指摘された時点で体内で異変が始まっている

健康診断で血糖値やHbA1cの数値を指摘された時点で、体内ではすでに異変が始まっています。

自覚症状がない場合でも、検査結果に異常が出ている時は血糖値の調整機能に負担がかかり、体が本来のバランスを保てなくなっている状態にあるためです。

見た目や体調に変化がなくても、膵臓の働きが低下していたり、インスリンが十分に効かなくなっていたりと目に見えない変化が進行しています。

高血糖の状態が続くと、血液中のブドウ糖が血管の内側に悪影響を与え、少しずつダメージが蓄積されます。

この段階では、痛みや違和感などを感じるケースはほとんどありません。

そのため、数値を指摘されても深刻に受け止められず、様子を見る選択をしてしまう人もいます。

しかし、検査結果は体からの明確なサインであるため、体からのメッセージとして現状を正しく受け止めた早めの対策が重要です。

さらに数値の異常が一時的なものか、継続的な変化であるかの見極めも重要で、過去の検査結果と比較して上昇傾向が見られる場合には体への負担が増えています。

将来の健康を守るためには、指摘を受けた時点で適切な対応を取りましょう。

痛みや苦しみがない状態こそが糖尿病という病気の特徴である

痛みや苦しみがない状態

痛みや苦しみがない状態こそが、糖尿病という病気の特徴です。

糖尿病の診断は、血液検査でわかる空腹時血糖値とHbA1c、自覚症状の有無などを確認します。

健康な人の空腹時血糖値の正常値は、以下の通りです。

空腹時血糖値ブドウ糖負荷試験 2時間値
正常型110mg/dL未満140mg/dL未満

空腹時とは一般的に10時間以上食事を摂らないでいる状態のことで、空腹時血糖値の基準値は70〜110mg/dLが正常範囲です。

その中でも100〜109mg/dLは正常高値と呼ばれ、糖尿病や糖尿病予備群と診断される可能性があります。

正常高値である場合は、将来的に糖尿病を発症する可能性があるため、適切な血糖コントロールが必要です。

空腹時血糖値が110〜125mg/dLの人は、糖尿病や糖尿病境界型の可能性があります。

糖尿病境界型とは糖尿病の一歩手前で、正常型ではないものの糖尿病ともいえない糖尿病予備群の段階のことで、診断の基準値は以下の通りです。

空腹時血糖値ブドウ糖負荷試験 2時間値
糖尿病境界型110mg/dL以上から126mg/dL未満140mg/dL以上から200mg/dL 未満

境界型の人は将来的に糖尿病を発症する可能性があるため、食生活や運動などの生活習慣の改善が必要です。

境界型の人が将来的に糖尿病を発症する確率は、約5〜20%だといわれています。

さらに空腹時血糖値が126mg/dL以上は糖尿病型と呼ばれ、糖尿病と診断される可能性が高い状態とされています。

糖尿病型と診断される血糖値の基準値は、以下の通りです。

空腹時血糖値ブドウ糖負荷試験 2時間値随時血糖値
糖尿病型126mg/dL以上200mg/dL以上200mg/dL以上

多くの病気は体の不調や痛みなどをきっかけに異変に気づきますが、糖尿病は初期から中期にかけて、ほとんど自覚症状が現れません。

そのため、本人が異常を感じないまま病状が静かに進行していきます。

血糖値が高い状態が続いても体はすぐにサインを出さず、以下のような症状が現れる場合は血糖値がかなり高くなった後です。

  • 喉の渇き
  • 頻尿や多尿
  • 体重減少
  • 倦怠感や疲労感

上記のような症状が現れた時点で、すでに体の内部では血管や神経への負担がかかっています。

痛みを感じないから健康というわけではなく、むしろ気づくのが難しい点が糖尿病の恐ろしいところです。

高血糖は全身の血管を内側から傷つけますが、その過程で強い痛みはないため、以下のような糖尿病特有の合併症はある程度進行してから表面化します。

  • 糖尿病性腎症
  • 糖尿病性網膜症
  • 糖尿病性神経障害

上記の糖尿病特有の合併症による以下のような症状が現れた段階では、長期的な治療が必要な状態にあるケースもあります。

  • 視力低下
  • 手足のしびれ
  • 腎機能の低下

そのため、痛みや苦しさがないから安堵するのではなく、血糖値やHbA1cといった検査結果をもとに判断する姿勢が重要です。

糖尿病や合併症を予防するためにも、病気の特徴を正しく理解し、早期に対応するようにしてください。

症状がないまま進行するサイレントキラーの正体と恐ろしさを理解する

症状がないまま合併症に進行

糖尿病は、症状がないまま進行するサイレントキラーと呼ばれる病気です。

糖尿病は、主に以下のようなさまざまな症状が現れます。

  • 喉の渇き
  • 頻尿
  • 多飲
  • 倦怠感
  • 疲労感
  • 体重減少
  • 手足のしびれ
  • 視力低下
  • 皮膚の乾燥やかゆみ
  • 傷の治りが遅い

ただし、初期段階では自覚症状が現れないケースが多いため、上記のようなサインを見逃さないよう早期の受診が大切です。

糖尿病の特徴を理解しないまま放置すると、突然症状や合併症として表面化する可能性があります。

そのため、自覚症状が現れる段階や、著しく血糖値が高くなるまで身体が異常を感知しない理由を理解しておきましょう。

糖尿病は病状が進行した後に喉の渇きや頻尿などの症状が現れる

糖尿病は病状が進行した後になって初めて、喉の渇きや頻尿などの症状が現れます。

血糖値が高い状態が続くと、体は余分な糖を尿として排出しようとします。

この過程で尿の量が増えて水分が失われるため、頻尿と強い喉の渇きを感じるようになりますが、このような症状は初期段階ではほとんど現れません。

初期段階では血糖値が上昇しても身体はある程度バランスを保とうと働くため、日常生活で明らかな不良を感じる場合は少なく、異常に気づかない状態が続きます。

喉の渇きや頻尿などが現れた段階では、血糖値がかなり高い状態が一定期間続いている可能性があります。

さらにこの段階では体重減少や全身の倦怠感を伴うケースがあり、これは糖が十分にエネルギーとして利用されず、体がエネルギー不足に陥っているためです。

頻尿や喉の渇き、体重減少などの症状が体調に現れた時点で、体の内部ではすでに負担が積み重なっています。

そのため、症状の有無だけで判断するのではなく、血糖値やHbA1cの数値の変化に目を向けてください。

著しく血糖値が高くなるまで脳や身体は異常を感知しない

著しく血糖値が高くなるまで、脳や身体ははっきりとした異常を感知しない特徴があります。

血糖値は急激に上昇するのではなく、時間をかけて少しずつ上がります。

つまり、体がその血糖値の変化に慣れてしまうため、脳や身体ははっきりとした異常を感知できないということです。

その結果、日常生活に支障を感じないまま過ごせてしまい、異常に気づくきっかけを失う可能性が高くなります。

高血糖による影響は、急な痛みや違和感として現れない点が特徴です。

血液中のブドウ糖が多い状態が続くと、血管の内側や神経には負担がかかりますが、この変化は静かに進行していきます。

血管は傷ついても痛みに鈍感で、神経のダメージも初期には自覚症状が乏しいため、体の異変は見逃される傾向が高いです。

脳も同様に血糖値が著しく高くなるまで明確なサインを出さず、命に直結するような急激な異常でない限り、強い不調として認識されない仕組みになっています。

そのため、危険な状態が続いてもまだ大丈夫と判断してしまうケースも少なくありません。

このような理由から、自覚症状が現れた段階ではすでに体の中でさまざまな変化が進んでいる可能性があります。

感覚だけに頼るのではなく、検査結果という客観的な情報をもとに現状を把握する姿勢が早い段階の対応につながります。

血糖値が高い状態を放置すると数年後に深刻な合併症を引き起こす可能性がある

深刻な合併症を引き起こす可能性

血糖値が高い状態を放置すると、数年後に以下のような深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

  • 糖尿病性腎症
  • 糖尿病性網膜症
  • 糖尿病性神経障害
  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞

高血糖による影響は血管以外にも、神経や臓器に負担をかけ、静かに機能の低下が進行していきます。

さらに上記のような合併症が進行すると、透析導入や足の切断などが必要になったり、突然死につながったりする危険性もあります。

このような高血糖による合併症を防ぐためにも、高血糖がそれぞれの体の部位にどのような影響を及ぼすのかを理解しておきましょう。

細かい血管へのダメージが進むと糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症などの合併症につながる

細かい血管へのダメージが進むと、腎臓や目などの重要な臓器に深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

血糖値が高い状態が続くと血管の内側が傷つき、本来スムーズに流れるはずの血流が滞ります。

特に高血糖による影響を受ける可能性が高いのは、全身に張り巡らされた微小血管です。

腎臓では血液をろ過する毛細血管が障害されて老廃物が十分に排出できなくなり、糖尿病性腎症に進行します。

さらに目の網膜にある細かい血管が傷つくと糖尿病性網膜症を発症し、以下のような症状が現れます。

  • 目がかすむ
  • 視力低下
  • 視野が狭くなる
  • 視野の一部が暗くなる

糖尿病性網膜症はさらに重症化すると、最悪の場合、失明に至る可能性もある病気です。

このような合併症は体の中で静かに進行していくため、血糖値を適切にコントロールし、早い段階においての気づきが健康を守るうえで欠かせません。

動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクが高まる

動脈硬化が進行すると、命にかかわる心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクが大幅に高まります。

血糖値が高い状態が続くと、血管の内側が慢性的に刺激を受け、炎症や傷が生じます。

動脈硬化とはその修復の過程でコレステロールが血管壁に沈着し、血管が徐々に厚く硬く変化していくことです。

動脈硬化が進行すると血管の弾力性が失われ、血液の通り道が狭くなります。

その結果、心臓や脳へ十分な血液が行き届かなくなり、血流が急激に遮断されると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

特に糖尿病を背景とした動脈硬化は全身の血管で同時に進行し、自覚症状が現れないまま重篤な発作につながる点が特徴です。

さらに高血糖は血液の粘度を高め、血栓ができる可能性が高い状態を招きます。

この血栓が狭くなった血管を塞ぐと、突然の発症につながる危険性が高まります。

日常生活で症状を感じていなくても、体内では静かにリスクが蓄積されている可能性があるため、早期から血糖値を適切に管理して動脈硬化の進行を抑える取り組みが重要です。

糖尿病性神経障害によって足の感覚が鈍くなり小さな傷から壊疽に進行する危険性がある

小さな傷から壊疽に進行

足の感覚が鈍くなる糖尿病性神経障害は、気づかないうちに足の重いトラブルへ進行する原因となります。

血糖値が高い状態が続くと、末梢神経に栄養を送る毛細血管が障害され、以下のような感覚が低下していきます。

  • 痛み
  • 温度
  • 触覚

その結果、靴擦れや小さな切り傷、やけどが起きても自覚できなくなります。

このような傷に気づかず放置すると、細菌感染を起こし、血流障害も重なるために傷の治りが遅くなります。

さらに進行すると組織が壊死して壊疽へと発展し、足の切断を余儀なくされるケースも少なくありません。

日常的に自分の足の状態を観察し、小さな傷を発見したり違和感を感じたりした段階の早い対応が、糖尿病性神経障害による重大な合併症を防ぐうえで重要です。

免疫力が低下して感染症にかかると重症化する恐れがある

免疫力が低下した状態では、感染症にかかった際に症状が長引いたり、重症化したりする可能性が高くなります。

血糖値が高い状態が続くと、体内で白血球が十分に働けず、細菌やウイルスを除去する力が弱まります。

そのため、風邪やインフルエンザなどの身近な感染症でも回復に時間がかかり、肺炎や全身感染へと進行するケースも多いです。

さらに血流が悪くなると炎症部位に免疫細胞が集まらず、回復までに時間がかかります。

皮膚や口の中、尿路などへの感染力の高さも特徴で、軽い傷や口内炎が悪化する場合もあります。

このような感染症をきっかけに血糖値が乱れると体力の消耗が進み、入院治療が必要になる場合もあるため、早期の適切な対応が重要です。

感染症の重症化を防ぐためにも、日頃から血糖コントロールを意識し、体調の変化を正確に把握しましょう。

血糖値が高いけど症状なしの場合でも直ちに医療機関を受診する重要性を知る

直ちに受診する重要性

血糖値が高いけど症状がない場合でも、早めの受診が将来の健康を守るうえで重要です。

自覚症状が現れていない段階でも、高血糖は体の中で静かに進行し、血管や臓器に負担をかけています。

血糖値が高い状態を放置すると気づかないうちに合併症の発症リスクが高まるため、早期に自分の体の現状を把握する姿勢が不可欠です。

医療機関では検査結果をもとに、現在の自分の体の状態を客観的に評価できます。

特に血糖値を一時的な結果として見るのではなく、継続的な変化として捉える視点が重要です。

そのためには、検査数値の意味を正しく理解し、これまでの検査結果と照らし合わせながら自分の状態を確認するようにしてください。

空腹時血糖値やHbA1cの値を見て自分の状態の危険度を正しく把握する

空腹時血糖値やHbA1cの数値を正しく理解すると、現在の体の状態や将来の健康リスクを具体的に把握できます。

血糖値は一時的な体調や食事の影響を受ける指標ですが、空腹時血糖値は基礎的な血糖コントロールの状態を知る手がかりになります。

一方、HbA1cは過去1〜2か月の平均血糖値を反映するため、慢性的な高血糖の有無を判断する重要な指標です。

どちらか一方を見るのではなく、両方を組み合わせて確認すると、隠れたリスクが見えます。

そのため、検査結果を正しく読み取り、自分がどの段階にいるのかを理解できると適切な対策や受診判断につながります。

過去の健診結果と比較して数値の上昇傾向を確認する

過去の健診結果と現在の数値を比較すると、血糖値の変化や自分の体の状態をより正確に把握できます。

血糖値は年齢や生活習慣の影響を受けて少しずつ変動するため、1回の結果だけでは本当の傾向の見極めが難しい場合があります。

数値が基準値範囲内に収まっていても毎年少しずつ上昇している場合は、体内で血糖コントロールが崩れ始めている可能性が高いです。

このような変化は自覚症状としてほとんど現れないため、過去のデータの振り返りが欠かせません。

複数年の健診結果を併せて確認すると、生活習慣の乱れや体重増加などとの関連も明確にできます。

空腹時血糖値やHbA1cの数値の推移を把握すると、早い段階から生活習慣の見直しや医療機関への相談につなげられます。

血糖値が高いけど症状なしの今こそが生活習慣を見直して健康を取り戻すチャンスである

健康を取り戻す重要なタイミング

血糖値が高いものの症状が出ていない今の段階は、体に負担がかかる前に生活習慣を立て直せる重要なタイミングです。

自覚症状が現れていないからといって安堵せず、このタイミングで食事内容や運動習慣、睡眠リズムを見直すと血糖値の安定が目指せます。

さらに早い段階で行動を起こせると、体の回復力が十分に働き、将来的な合併症のリスクも抑えられます。

そのためには、自己判断するのではなく、専門的な視点における自分の現状の把握が欠かせません。

他にも将来の健康を守るためには、早期治療による血糖値改善の可能性と糖尿病内科受診の重要性を理解しておくとよいでしょう。

早期に治療を開始すると薬を使わずに血糖値の改善が目指せる

早期に治療を開始すると、薬に頼らずに血糖値の改善を目指せる可能性があります。

血糖値が高くても症状が現れていない初期段階は、インスリンの分泌や働きが完全に失われていない場合が多く、生活習慣の見直しだけでも十分な効果が期待できる時期です。

食事内容を見直し、糖質の量や取り方を工夫すると、食後血糖値の急上昇を抑えられます。

さらに以下のような軽い有酸素運動を継続すると筋肉における糖の利用が促進され、血糖値が下がります。

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • サイクリング
  • 水泳

加えて、体重の適正化や睡眠の質の改善も血糖コントロールをサポートする重要な要素です。

この段階で適切な対策を始めると、体への負担を抑えながら血糖値の改善が目指せます。

結果として、将来的に薬物治療が必要になる可能性が低くできる点もメリットです。

そのため、症状がないからと様子を見るのではなく、早めの治療を意識しましょう。

糖尿病内科を受診して正確な検査を受け自分の現状を把握する

糖尿病内科を受診して正確な検査を受けると、自分の血糖値の状態や体への影響を客観的に把握できます。

糖尿病内科への受診は、自己判断では見落とす可能性が高い変化を、専門的な視点で確認できる点がメリットです。

糖尿病内科では空腹時血糖値やHbA1cに加え、必要に応じて以下の追加の検査が行われます。

  • 尿検査
  • 血液検査

これによって、一時的な数値の変動なのか、または継続的な高血糖状態であるかの見極めができます。

さらに生活習慣や体質、家族歴なども踏まえて総合的に判断されるため、自分では気づけないリスクも明らかになります。

現状を正しく知ろうとする心がけは過度に不安を抱かず、適切な対策を選択するうえで非常に大切です。

今後どのような管理が必要になるかを理解するためにも、糖尿病内科で専門的な診察と検査を受けましょう。

勇気をもって医療機関を受診する姿勢が未来の健康を守る第一歩となる

勇気をもって医療機関を受診する姿勢は、未来の健康を守るための第一歩です。

血糖値の異常は自覚症状がないまま進行する傾向にあり、気づいたときには合併症を引き起こしている場合もあります。

そのため、数値の異常を見て不安な状態を放置するよりも早期に行動する姿勢が大切です。

医療機関で正確な検査を受け、自分の体の状態を正しく把握すると、早い段階から適切な対策が取れます。

症状がない今こそが生活習慣を見直し、将来の健康リスクを減らすチャンスです。

長く健康に過ごすためにも、気づいたときには早めの決断をしましょう。

この記事の監修者

東京医科大学を卒業後、複数の総合病院内科、東京医科大学病院 糖尿病代謝分泌科を経て、現在の四谷内科・内視鏡クリニックの副院長に就任。


糖尿病専門医でありながら、見逃されやすい内分泌疾患にも精通した総合的な診療をおこなう。

日本糖尿病学会
糖尿病専門医

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